テイエムムサシ（2001年生、母ザナック）

テイエムムサシ（2001年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ムサシ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のピルサドスキー（当時9歳）と交配したザナックが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は高村伸一。戦績は、中央平地2戦0勝、地方46戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の一般C5。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高村伸一から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、竹園正継によって2,152.5万円で落札された。

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

2月22日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。馬体重は484kg。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた2戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

5月2日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモンドプリマに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月26日、中2週で迎えた4戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビタミンに約15馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。

6月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオジジアンリョーコに8馬身の差をつけて優勝

6月15日、連闘で迎えた6戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカムイントゥパワーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた8戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンエンジェルに2馬身半の差をつけて制した。

8月4日、中1週で迎えた10戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、連闘で迎えた11戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスカーレットクインに1馬身の差をつけて6勝目を収める

9月13日、中4週で迎えた12戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月23日、中0週で迎えた13戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（4戦3勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月27日、連闘で迎えた15戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムトビオーから1馬身半差の2着となった。

12月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、神楽酒造（株）協賛ひむかのくろうま賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4歳（2005年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた18戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた19戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は岩永千明騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキイブをアタマ差制して勝利をモノにする

2月15日、中2週で迎えた20戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた21戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（8戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた22戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノチャンスから4馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩永千明騎手（10戦4勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた24戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩永千明騎手（11戦4勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた28戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月26日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた29戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（12戦4勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた30戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた31戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた33戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた34戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月14日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた35戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた36戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムタマガッタから1馬身差の2着となった。

5歳（2006年）

1月11日、中1週で迎えた37戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノノスタルジーに1馬身半の差をつけて8勝目をマークした。

1月25日、中1週で迎えた38戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミッドナイトナースに4馬身の差をつけて制した。

2月14日、中2週で迎えた39戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルアゲインに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

3月8日、中2週で迎えた40戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた41戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた42戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（8戦4勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた43戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた44戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた45戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた46戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（10戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた47戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた48戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。