イーグルフウジン（1995年生、母マルカソブリン）

Eagle Fujin

1995.04.22

イーグルフウジン（1995年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアイネスフウジン（当時8歳）と交配したマルカソブリンが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北洋牧場。戦績は、地方8戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の一般C2五六七。

経歴

デビュー前

須田明雄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1998年）

6月3日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は485kg。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた2戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月27日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったナカネガッツに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて、最後は2着のモモスターに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1999年）

1月5日、中1週で迎えた5戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、ノーブルリンクスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

1月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のファイナルスターをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月7日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、みなづき特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1十（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシェルティーマッハに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。