スリーディプテー（2020年生、母プリモタイム）

Three Deputy

2020.04.12

スリーディプテー（2020年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父父父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のMind Your Biscuits（当時7歳）と交配したプリモタイムが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は上水牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、永井商事によって1,100万円で落札された。

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月13日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月18日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

10月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

3歳（2023年）

2月8日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた5戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスマイルセンプーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマロンアイスに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

3月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のユリカモメ特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のツバメ特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で保園翔也騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた9戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寛貴☆夢佳 結婚おめでとう杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーホウジェンマを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のカルガモ特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルナラティヴに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

8月23日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のホトトギス特別（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ミヤビデロスにクビ差交わされて2着となった。

9月14日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の平湯峠特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のレンダリングに3馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

11月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、加賀四湯賞 勝クラス（金沢ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（2024年）

1月8日、中5週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた14戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた15戦目は、毒ヶ衣ちなみBD特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた17戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のミスバイキングに3馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、永井商事によって1,100万円で落札された。

目迫大輔厩舎（高知）へ入厩。

3月26日、デビュー戦は塚本雄大騎手を鞍上に据えて、一般C2 C3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。

4月20日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、ペラ焼き特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。