リメンバーキング（2011年生、母ゲイリーマドンナ）

リメンバーキング（2011年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトワイニング（当時20歳）と交配したゲイリーマドンナが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）中田牧場。戦績は、地方6戦1勝2着1回。2013年の知床賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、中田牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって703.5万円で落札された。

菅原勲厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2013年）

9月1日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。馬体重は477kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に敗れた。

9月21日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ワタリキングオーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

10月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳B1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のステージアートを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月3日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の知床賞（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月1日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3歳（2014年）

1月5日、中4週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。