リバーブレイブ（2005年生、母カシマスズラン）

リバーブレイブ（2005年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇士」。毛色は栗毛。種牡馬のスリリングサンデー（当時9歳）と交配したカシマスズランが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は廣中稔。戦績は、中央平地17戦0勝、地方17戦4勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C14。

経歴

デビュー前

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月9日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

3歳（2008年）

1月13日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で郷原洋司騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた8戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月16日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（8戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（10戦0勝）。17頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

6月14日、中4週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（11戦0勝）。17頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は一杯になって16着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた15戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は横山義行騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた17戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

12月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた18戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート950m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた19戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C26（荒尾ダート950m 曇/稍重）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドレジェンドに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月30日、連闘で迎えた20戦目は、一般C28（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4歳（2009年）

1月14日、中1週で迎えた21戦目は、早梅特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C23（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のルンバメモリーに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

2月25日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、野焼特設（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた25戦目は、沈丁花特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のハクコウサンデーに半馬身の差をつけて3勝目をマークした。

5月3日、中0週で迎えた29戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた30戦目は、三宅和昭勇退特別記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた31戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（8戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヒホーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C10（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた33戦目は、一般C10（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（10戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（11戦3勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。