モンマルトル（2013年生、母ムーランルージュ）

モンマルトル（2013年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「パリで一番高い丘の名。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時8歳）と交配したムーランルージュが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野坂牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方32戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2017年の神尾平くん結婚おめでとう(一般C6)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、野坂牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって108万円で落札された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月5日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着を確保した。

8月1日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

8月8日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。16着に敗れた。

10月25日、中7週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。16着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

12月12日、中5週で迎えた7戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着に入った。

3歳（2016年）

1月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

2月27日、中7週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に敗れた。

4月17日、中6週で迎えた10戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた11戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい17着に終わった。

7月3日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見所を作れず16着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた13戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた14戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた16戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた17戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた20戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた21戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のあと12日LVR名古屋ラウンド（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた23戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた24戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメイショウウララカに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月29日、中1週で迎えた25戦目は、笠松応援記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4歳（2017年）

1月12日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた26戦目は、一般C16（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた27戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森島貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

1月25日、連闘で迎えた28戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、チュウワサイレンスに交わされて2馬身半差の2着となった。

2月1日、連闘で迎えた29戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた30戦目は、ゆっこ☆お誕生日おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したジャストパラダイスを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた31戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた33戦目は、陽奈望小学校卒業おめでとう記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（11戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、マーズアタックにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4月6日、中1週で迎えた34戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（12戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた35戦目は、2回ありがとうオグリキャップ杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚研司騎手（13戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったプラチナメモリーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた36戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大塚研司騎手（14戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスマートバーベナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月2日、中2週で迎えた37戦目は、飛騨川特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で大塚研司騎手（15戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた38戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、グルーヴィタイムに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた39戦目は、神尾平くん結婚おめでとう（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のカガノカリスマをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月14日、中1週で迎えた40戦目は、はまゆう特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（16戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた41戦目は、ベゴニア賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（17戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた42戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、郡上賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた43戦目は、一般B10 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた44戦目は、神無月賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（18戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。