ピュアマーチ（2015年生、母ノーブルビューティ）

Pure March

2015.03.03

ピュアマーチ（2015年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時19歳）と交配したノーブルビューティが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）市川牧場。主な勝ち鞍は2017年のオフト祭りオープニング賞。

経歴

デビュー前

2歳のとき、市川牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、吉野浩太朗によって1,188万円で落札された。

佐野謙二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2017年）

9月15日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のオフト祭りオープニング賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイナムラを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2018年）

3月29日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた4戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月9日、中2週で迎えた5戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、平均的なペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

8月31日、中8週で迎えた9戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のテーブルマジックLUNA記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

4歳（2019年）

4月24日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた13戦目は、パンジー特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベアメイプルを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた14戦目は、沼田町純米酒雪なごり瑞華特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったロールモデルに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた15戦目は、「AIRDO DP」賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ロードアメイズに交わされて2馬身半差の2着となった。