レイレナード（1983年生、母テツノアーク）

レイレナード（1983年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアラナス（当時18歳）と交配したテツノアークが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）信田牧場。戦績は、中央平地22戦4勝2着3回、地方1戦0勝。1987年の七夕賞(ハンデG3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

7月21日、10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月4日、10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月23日、8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフセシバオーに1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。

12月8日、9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1986年）

1月6日、4歳400万下の若竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

1月19日、4歳400万下の白梅賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

2月8日、4歳400万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のロイヤルオーギに1馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

9月7日、4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

9月20日、4歳以上900万下の秋分賞（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月11日、4歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4歳（1987年）

2月7日、5歳以上900万下の周防灘特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は木藤隆行騎手。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったクロスカーテンをクビ差捉え切れず2着となった。

2月22日、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月14日、5歳以上900万下の安房特別（中山芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したミホノカザンに半馬身届かず2着となった。

4月4日、ハンデ戦で5歳以上900万下の三里塚特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったリキサンキングに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月29日、5歳以上900万下の陣馬特別（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るリキサンキングを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利した。

5月17日、5歳以上1400万下の秩父特別（東京芝2400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタケノオーエンスに1馬身半の差をつけて勝利を物にした。

7月12日、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月30日、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

5歳（1988年）

4月9日、5歳以上1400万下のソレイユ賞（東京芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は坂井千明騎手。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月14日、5歳以上1400万下の秩父特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

10月15日、神無月ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6歳（1989年）

5月14日、5歳以上1400万下の緑風ステークス（東京芝2400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田政人騎手。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

12月14日、ターコイズ特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林照男騎手。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。