サクラデフィート（2003年生、母サクラモラン）

サクラデフィート（2003年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋負かす」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時18歳）と交配したサクラモランが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2006年の一般D2-2。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

6月11日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は514kg。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリスペシャルに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月21日、中1週で迎えた3戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のコウチブライアンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月2日、中9週で迎えた4戦目は、M.モンテリーゾ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の高山特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり17着に敗れた。

4歳（2007年）

6月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、5着に入り込んだ。

7月15日、中5週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り雨/重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、5着に終わった。