ユーフォニー（2016年生、母ヴォルドニュイ）

Euphonie

2016.03.26

ユーフォニー（2016年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「協和音（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時15歳）と交配したヴォルドニュイが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社 ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2018年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

9月15日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月8日、中8週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビオレイメルに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2019年）

1月6日、中3週で迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の大寒桜賞（中京芝2200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

9月7日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4歳（2020年）

5月2日、約8か月の休養明けで迎えた7戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

2020年5月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。