エターナルトゥルー（1998年生、母ファティマ）

エターナルトゥルー（1998年4月22日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時8歳）と交配したファティマが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地33戦1勝2着2回、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額3,000万円（30万×100口）で一口馬主が募集された。

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

8月5日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

8月13日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、4着を確保した。

9月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

3歳（2001年）

2月4日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた6戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は本田優騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

3月25日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（8戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（9戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

6月10日、中6週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（10戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したラヴァーズにクビ差届かず2着に惜敗した。

6月17日、連闘で迎えた13戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（11戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（12戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月15日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で本田優騎手（13戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で本田優騎手（14戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では超凡な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

8月25日、中3週で迎えた17戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で本田優騎手（15戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた18戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したショーストッパーを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

9月30日、連闘で迎えた19戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は本田優騎手（16戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスターペスシンタを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2002年）

2月19日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、名古屋チャレンジカップヘラクレス賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（17戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた21戦目は、名古屋チャレンジカッププロメテウス賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（18戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた22戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月24日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月20日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月27日、連闘で迎えた25戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

5月12日、中1週で迎えた26戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

5月26日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（19戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

12月1日、約6か月半の休み明けで迎えた28戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（20戦1勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（21戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

5歳（2003年）

5月6日、約5か月の休養明けで迎えた30戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、猪名川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた31戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた33戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

7月6日、中2週で迎えた34戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の売布特別（阪神芝2200m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた36戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

6歳（2004年）

1月20日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、寺倉純慈騎手を鞍上に迎えて、宝塚特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月4日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上A2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺倉純慈騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺倉純慈騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた40戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、花・ゆめ・根日女・加西特別（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた41戦目は、4歳以上A3-1（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は寺倉純慈騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオールザコメットに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

4月15日、中2週で迎えた42戦目は、4歳以上A2-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で寺倉純慈騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月28日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で寺倉純慈騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したツタンカーメンを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

5月6日、連闘で迎えた44戦目は、4歳以上A1-1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で寺倉純慈騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた45戦目は、村岡町ツツジの里特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で寺倉純慈騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。