ツタンカーメン（2000年生、母ザナック）

ツタンカーメン（2000年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「古代エジプトの王様」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時6歳）と交配したザナックが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は高村伸一。戦績は、中央平地34戦4勝2着5回、地方21戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上1000万下。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高村伸一から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、中村畜産によって1,365万円で落札された。

伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

3月2日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に敗れた。

4月6日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/重）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

7月9日、中8週で迎えた5戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳F23（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のステイマウントに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月5日、中3週で迎えた6戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハギノメトロポリスに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月15日、中0週で迎えた7戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダーリンキスミーをハナ差振り切って2勝目を奪取した。

9月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の笠形山特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた10戦目は、大和肉鶏農協特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧毅騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた11戦目は、高田屋嘉兵衛公園特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で小牧毅騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた12戦目は、東浦町子午線最南端特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で小牧毅騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた13戦目は、報知中津特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小牧毅騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた14戦目は、師走特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小牧毅騎手（9戦2勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヤマカツキリシマ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4歳（2004年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上B2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

1月28日、中3週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた17戦目は、4歳以上B2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキーストライカーを半馬身振り切って3勝目を手中に収めた。

2月12日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（12戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るユーコーフォエバーを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って4勝目を挙げた。

3月12日、中3週で迎えた19戦目は、ひめじ広峰特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（13戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したピーターサムを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中4週で迎えた20戦目は、日本のへそ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（14戦4勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマキシムロッキーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月28日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で小牧毅騎手（15戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエターナルトゥルーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月20日、中2週で迎えた22戦目は、おのころじま特別（園田ダート1870m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で小牧毅騎手（16戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のテンザンウタゲをクビ差振り切って6勝目をマークした。

6月3日、中1週で迎えた23戦目は、但東シルク温泉特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧毅騎手（17戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた24戦目は、淀川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧毅騎手（18戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファントムマスクに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月14日、中1週で迎えた25戦目は、由良川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小牧毅騎手（19戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月28日、中5週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

10月3日、連闘で迎えた28戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた30戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月27日、中1週で迎えた31戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したテイエムポイントを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5歳（2005年）

1月16日、中3週で迎えた33戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したタイキシュヴァリエを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月26日、中5週で迎えた34戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のライジンオーに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月26日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジャイロスコープをクビ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

4月10日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上1000万下の赤穂特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

10月30日、約7か月の休み明けで迎えた37戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の多摩川特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた38戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、4着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上1000万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でK.デザーモ騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したケイアイカールトンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6歳（2006年）

1月21日、中3週で迎えた40戦目は、4歳以上1000万下の河原町特別（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の西陣特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の御宿特別（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンボーダンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4月1日、中3週で迎えた43戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヒカリアイをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

4月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた44戦目は、4歳以上1000万下の鹿島特別（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（6戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露したが、5着に終わった。

11月5日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた45戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（7戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では閃光の如き末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた46戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（8戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた47戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で武豊騎手（9戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったマーベラスボーイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7歳（2007年）

2月4日、中6週で迎えた48戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武豊騎手（10戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のコリントシチーをアタマ差振り切って10勝目を達成した。

4月14日、中9週で迎えた49戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の陽春ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた50戦目は、4歳以上1600万下の高瀬川ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた51戦目は、3歳以上1600万下の安芸ステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8歳（2008年）

3月29日、約9か月半の休養明けで迎えた52戦目は、4歳以上1600万下の鳴門ステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月19日、約3か月半の休み明けで迎えた53戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の越後ステークス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

9歳（2009年）

4月18日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた54戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の鳴門ステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた55戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の鎌倉ステークス（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。