ハーベストラヴ（2007年生、母ラヴフルーヴ）

ハーベストラヴ（2007年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「収穫＋愛」。毛色は鹿毛。種牡馬のボーンキング（当時9歳）と交配したラヴフルーヴが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松田富士夫。戦績は、中央平地5戦0勝、地方21戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の一般C2七八。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

11月22日、デビュー戦は佐藤聖也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3歳（2010年）

1月10日、中6週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストサドル特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

3月16日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトパンジー特別（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた6戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は丸山元気騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

11月16日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の孝樹・アリエス永遠の絆（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月15日、中3週で迎えた9戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4歳（2011年）

1月7日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミヤビリーティーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月3日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2十一12十三（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のハバナシガーをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

4月25日、中0週で迎えた14戦目は、一般C2四（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六七（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で金子正彦騎手（7戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で金子正彦騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた18戦目は、優駿の門アスミ賞 V（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で金子正彦騎手（9戦2勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で金子正彦騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で金子正彦騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた21戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた24戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた25戦目は、東京ドーム賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。