トウショウチャンプ（1987年生、母ソシアルトウシヨウ）
Tosho Champ
1987.05.02
トウショウチャンプ（1987年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時11歳）と交配したソシアルトウシヨウが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地28戦2勝2着5回、地方13戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の竜飛崎特別(500万下)。
経歴
デビュー前
奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1990年）
5月20日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。
6月10日、中2週で迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。
6月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、柏崎正次騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、トーコーキングに交わされて1馬身1/4差の2着となった。
8月4日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。
8月12日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ウイングカラーにクビ差交わされて2着に甘んじた。
8月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーアマハラジャに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
9月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柏崎正次騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
4歳（1991年）
6月9日、約9か月の休み明けで迎えた8戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。
6月29日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は柏崎正次騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、勝ったバードレターにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
8月4日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず3着に敗れた。
8月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
9月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の竜飛崎特別（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイスフットワークを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
9月28日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の鹿島灘特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。
10月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の西湖特別（東京芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田政人騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。
5歳（1992年）
8月9日、約10か月の休養明けで迎えた15戦目は、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。
8月23日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。
9月6日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の竜飛崎特別（函館芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。
9月20日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。
9月27日、連闘で迎えた19戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。
6歳（1993年）
3月14日、約5か月半の休養明けで迎えた20戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。
4月11日、中3週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。
4月24日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。
5月22日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（東京芝2300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山賀一騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったオーソーリアルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
6月6日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（5戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したシェイビングボーイに3/4馬身届かず2着に敗北した。
6月26日、中2週で迎えた26戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝2000m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。
7月11日、中1週で迎えた27戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。
8月8日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。
11月8日、約3か月の休み明けで迎えた29戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月20日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、佐々木満騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月28日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木満騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
7歳（1994年）
1月10日、中1週で迎えた33戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木満騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月20日、中5週で迎えた34戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月28日、連闘で迎えた35戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のモンテダイヤに3/4馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。
4月2日、中4週で迎えた36戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月30日、中3週で迎えた37戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸梶由則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月31日、中3週で迎えた38戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月28日、中3週で迎えた39戦目は、南風特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月17日、中2週で迎えた40戦目は、一般C2-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西内忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月15日、約3か月の休養明けで迎えた41戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。