ルストロウーノ（2001年生、母ラスターゲイン）

ルストロウーノ（2001年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「光沢＋一（初仔なので）（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のイシノサンデー（当時8歳）と交配したラスターゲインが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1-1。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額840万円（4.2万×200口）で一口馬主が募集された。

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

4月4日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月11日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

10月3日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

4歳（2005年）

1月25日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C9-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒガシトレジャーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月3日、連闘で迎えた6戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファストブレーカーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月24日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた9戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1230m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスターエンブレムに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月1日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。