スターノーブルマン（2006年生、母ビーマイストレイン）

スターノーブルマン（2006年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「星＋高貴な男」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時11歳）と交配したビーマイストレインが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地19戦0勝、中央障害1戦0勝、地方23戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年のフェイスフルブーツ特別(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月17日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は減速してしまい12着に敗れた。

3歳（2009年）

1月11日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて14着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

3月18日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦のツインステッキ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のニシノウズマサに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡初広騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下の滝桜賞（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡初広騎手（6戦1勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

5月31日、中4週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で木幡初広騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

7月13日、中5週で迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、アンタレス賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、セイカアレグロに交わされて4馬身差の2着となった。

9月21日、中9週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた11戦目は、プロキオン賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月18日、中3週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた12戦目は、フェイスフルブーツ特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（10戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のツヨガリをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

12月12日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の鳴海特別（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（11戦2勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

4歳（2010年）

3月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた15戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

8月3日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた16戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月5日、中4週で迎えた17戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着を確保した。

9月26日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（12戦2勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の小名浜特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（13戦2勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

11月6日、中1週で迎えた20戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

5歳（2011年）

1月23日、中5週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

2月13日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

3月26日、中5週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

6月26日、約3か月の休養明けで迎えた26戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、パール賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた27戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ダイアモンドターン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3二（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

8月2日、連闘で迎えた29戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、スポーツ報知賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

8月12日、中0週で迎えた30戦目は、SPAT4賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

9月2日、中2週で迎えた31戦目は、川崎フロンターレ賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

9月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、野馬追賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、サタンゴールドに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

6歳（2012年）

2月23日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から5kg絞って迎えた33戦目は、ゆうパークおごせ賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は横川怜央騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた34戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた35戦目は、春霞特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた36戦目は、強羅特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた37戦目は、オープス中郷賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は横川怜央騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた38戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた39戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ゲンマ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた40戦目は、荒川区特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた41戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、アメリカンアンバサダーカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた42戦目は、すみだ特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた43戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。