ベルビューベル（1988年生、母ウーマンダイバー）

経歴

デビュー前

2歳（1990年）

10月13日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に終わった。

3歳（1991年）

4月7日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、かなりのハイペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

5月3日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のアイディンドリームに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月15日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下のローズマリー賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、ゴールドハッピーにハナ差交わされて2着に惜敗した。

7月14日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、フジノイブキに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアイノムテキに6馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

8月17日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（9戦2勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ダイワシーゲルに交わされて1馬身3/4差の2着となった。