ヒカルマドンナ（2005年生、母ナイトシークレット）

Hikaru Madonna

2005.04.22

ヒカルマドンナ（2005年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時9歳）と交配したナイトシークレットが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、地方25戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の綺羅星特別(一般B1二 B2)。

経歴

デビュー前

秋山重美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2007年）

8月9日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は429kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

10月11日、中8週で迎えた2戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったギンザモーゼに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルイアバクロを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

12月20日、中5週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のブラックシャトルをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

3歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた5戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福寿草特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

2月28日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったニジノムコウに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のフレッシュマーチ賞（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦のさくら特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（5戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るドーヌヴァレーを次元の違う末脚で半馬身差し切って3勝目を手に入れた。

5月23日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のスイートピー特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（9戦3勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のブモンノホマレを半馬身振り切って4勝目を挙げた。

6月17日、中1週で迎えた13戦目は、緑風特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（10戦4勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

7月3日、中1週で迎えた14戦目は、紫陽花特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（11戦4勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノキングダムを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って5勝目をゲットした。

7月15日、中1週で迎えた15戦目は、三浦すいか特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（12戦5勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた16戦目は、藤沢宿特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で町田直希騎手（13戦5勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

8月19日、中1週で迎えた17戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で町田直希騎手（14戦5勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のコーニングストーンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月10日、中2週で迎えた18戦目は、3歳S3の戸塚記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で町田直希騎手（15戦6勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた19戦目は、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で町田直希騎手（16戦6勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

4歳（2009年）

1月28日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、ガーネットスター賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で町田直希騎手（17戦6勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

7月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、藤沢宿特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で町田直希騎手（18戦6勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた22戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、オーガストスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

12月28日、約4か月半の休養明けで迎えた23戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、年忘れ1dayTW賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

5歳（2010年）

1月18日、中2週で迎えた24戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、初夢賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた25戦目は、アメジスト賞（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。