第37回 戸塚記念 (S3)

レース展開

ミサトアンバードが隊列を率いる展開、2番手を追走するレッドナイト

ミサトアンバードが端を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にレッドナイトが続く。その後ろ、リュウノキングダムが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはボストンフラッグ。その1馬身後ろ、オンリーパワーは中団前め。コンフィダントは中団馬群の丁度真ん中を追走。ジルグリッターは中団後方の位置。ヒカルマドンナは後方4番手で前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を据えて運ぶのはキングサラディン。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはロングアイランド。しんがりにエルゼウスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

戸塚記念、ジルグリッターが実力差を見せ付けるかの様な圧倒的な競馬で5勝目を手中に収める

先頭はジルグリッターでリードは1馬身。単独の2番手にミサトアンバードが続く。そのあと、ボストンフラッグが3番手。1馬身離れて、リュウノキングダムが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を疾走する1番人気のジルグリッター。そのままジルグリッターが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に8馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、3番手の位置から鮮やかな伸び脚で猛進したボストンフラッグが続き、2着と2馬身差の3着には、中団の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張った10番人気のエルゼウスが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた2番人気のリュウノキングダムが入線した。