シェヘラザード（2011年生、母ウイッチ）

シェヘラザード（2011年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「『千夜一夜物語』の語り手で伝説上のイラン王妃名」。毛色は栗毛。種牡馬のリンカーン（当時11歳）と交配したウイッチが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）本間牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方15戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

5月3日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では全く伸びず15着に終わった。

6月9日、中4週で迎えた2戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた3戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヤマタケデュックに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（盛岡芝1600m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

9月20日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず3着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本政聡騎手（8戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本政聡騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2十九（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（10戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた14戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（11戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

12月27日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2二十二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（12戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2015年）

1月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。