クローズホールド（2008年生、母ズーナクア）

クローズホールド（2008年3月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「風上に向って切り上がるヨットの航法」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時10歳）と交配したズーナクアが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田扶美子。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額840万円（4.2万×200口）で一口馬主が募集された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

3月27日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

5月29日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

7月9日、中5週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入った。

7月31日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての9番人気で18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたダイワスペシャル決め手に屈してクビ差の2着となった。

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。