エフジェイミラクル（2009年生、母ハンナローズ）

エフジェイミラクル（2009年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ＦＪ富士（自動車レース名）＋父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時17歳）と交配したハンナローズが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方11戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

湯窪幸雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

3月24日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は518kg。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では見所を作れず18着に敗れた。

6月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた3戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4歳（2013年）

5月3日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ひだか特産市賞（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったアラマサアルデに詰め切れず、6馬身差の2着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、芍薬特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

5月23日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったローズプラネットに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、ユウサンブラストに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

11月5日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた11戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、レーザービームにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月3日、連闘で迎えた12戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

5歳（2014年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、琉聖君誕生日記念5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。