ハリケンミニスター（2000年生、母ポップアップ）

ハリケンミニスター（2000年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋大臣」。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時12歳）と交配したポップアップが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方15戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の夏椿特別(一般C2 C3)。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

6月15日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は380kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた2戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

11月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

12月7日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた5戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3歳（2003年）

1月11日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は柴原央明騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

4月20日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴原央明騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く17着に終わった。

7月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

7月27日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で生野賢一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

8月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で生野賢一騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

9月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で生野賢一騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたファンドリシャーク決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

9月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で生野賢一騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

11月23日、中7週で迎えた15戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた16戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2-3（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1 C2-4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた18戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオトネショウグンから3/4馬身差の2着となった。

4歳（2004年）

2月1日、中4週で迎えた19戦目は、寒梅特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた20戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、バレンタイン特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた21戦目は、ブラッドストーン特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた22戦目は、みかぼ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1-3（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2 C3-8（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジオノに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月19日、中2週で迎えた26戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、つつじ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた27戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、夏椿特別（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のイーストポイントをクビ差制して1着ゴールを果たした。

7月17日、中1週で迎えた28戦目は、大暑特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は横山克彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月8日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた29戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

9月13日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた30戦目は、セプテンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。