クリノホウオウ（1990年生、母クリナイン）

経歴

デビュー前

2歳（1992年）

10月10日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

3歳（1993年）

5月30日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったハードマクレーンに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

6月5日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったハギノサーペンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したノトクイーンにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月7日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は飯田祐史騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヤマニンエンドレスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

8月29日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

4歳（1994年）

7月17日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（7戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（9戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5歳（1995年）

5月14日、約9か月の休養明けで迎えた14戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（10戦1勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月3日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で飯田祐史騎手（11戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で飯田祐史騎手（12戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で飯田祐史騎手（13戦1勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

7月8日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で飯田祐史騎手（14戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた19戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のハイシーズンに約26馬身の大差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

6歳（1996年）

3月17日、約8か月の休養明けで迎えた20戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサムソンビッグに2馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。

3月31日、中1週で迎えた21戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月12日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。