オースター（2018年生、母エーシンラクーン）

経歴

デビュー前

当歳のとき、下河辺トレーニングセンターから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、下河辺トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、下河辺トレーニングセンターから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2021年）

1月4日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、3歳戦のニューフェイス賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた2戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシュトゥルム特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月30日、中8週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のレーゲンボーゲン特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月15日、中7週で迎えた5戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のカルフレグランスに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の合歓木特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の笹五位特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

12月16日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ネビュラストームにクビ差交わされて2着となった。

4歳（2022年）

1月31日、中6週で迎えた11戦目は、雪割草賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ミトノベルーガーにハナ差交わされて2着となった。

2月28日、中3週で迎えた12戦目は、雪割草賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

4月4日、中4週で迎えた13戦目は、小手毬賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

デビュー前

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

5月18日、デビュー戦は桜井光輔騎手を鞍上に据えて、2022川崎ジョッキーズカップ第5戦（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。13頭立ての12番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、朝顔賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた15戦目は、檜扇賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤本現暉騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた16戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、葛賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた17戦目は、紅葉葵賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（10戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のイトシキオモイを3/4馬身振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

11月7日、中3週で迎えた18戦目は、蓬菊賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（11戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

5歳（2023年）

2月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（12戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた20戦目は、酒井忍引退記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（13戦2勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホクセツに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

4月5日、中4週で迎えた21戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（14戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイセイストラーダに4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

5月15日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、横浜LC70周年・川崎LC60周年記念（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（15戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた23戦目は、インフィオラータ賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（16戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

9月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた24戦目は、マイアミ賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤本現暉騎手（17戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた25戦目は、紅葉葵賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で藤本現暉騎手（18戦4勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤本現暉騎手（19戦4勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

6歳（2024年）

1月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、プレーリードッグ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤本現暉騎手（20戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイアムカチマショに半馬身届かず2着に敗北した。

3月15日、中5週で迎えた28戦目は、鳴雷賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で藤本現暉騎手（21戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったコイニオチテに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月2日、中2週で迎えた29戦目は、春雷賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で藤本現暉騎手（22戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したマイカグラにクビ差届かず2着に甘んじた。