モアシャドウ（1999年生、母スロクフルラード）

More Shadow

1999.03.11

モアシャドウ（1999年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時13歳）と交配したスロクフルラードが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、中央平地2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、勝川牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

10月7日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は410kg。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったイガノグラッチェにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

10月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のフライトクルーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。