フライトクルー（1999年生、母イシノジヨージ）

Flight Crew

1999.05.22

フライトクルー（1999年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセクレト（当時18歳）と交配したイシノジヨージが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は一山育成牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着3回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、一山育成牧場から「八戸市場サラブレッド2歳」に上場され、宇井正行によって525万円で落札された。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

9月30日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したモアシャドウを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（2002年）

1月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったポテンシャライズに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したエートゥーゼットに半馬身届かず2着となった。

3月30日、中3週で迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトウショウクリームに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月20日、中2週で迎えた9戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

8月10日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず13着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた11戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、新冠川特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。0着に敗れた。

10月12日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた15戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。