ヴァンビー（2021年生、母エリモエクレール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、西村牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会田中準市によって1,100万円で落札された。

2歳（2023年）

9月22日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は533kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた2戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のフクノローゼルをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2024年）

3月21日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新原周馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で新原周馬騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のフレッシュルーキーをアタマ差振り切って2勝目をゲットした。

6月7日、中2週で迎えた8戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた9戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、タワリッシ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた11戦目は、クレイジーソルト賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、チチ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（5戦2勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着を確保した。

10月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

4歳（2025年）

1月30日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた16戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月13日、中2週で迎えた17戦目は、江里口裕輝騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のユーヒナタに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

3月28日、中1週で迎えた18戦目は、騎手生活51年賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江里口裕輝騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた20戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、おとめ座特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1三四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

6月13日、中2週で迎えた22戦目は、こと座特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1三四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

7月17日、中1週で迎えた24戦目は、ミヤサンキューティ賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月4日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、プース・カフェ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（6戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。