ペガサスエース（1993年生、母グランドソフィア）

ペガサスエース（1993年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチグローリー（当時7歳）と交配したグランドソフィアが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方36戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の5歳以上C2。

経歴

デビュー前

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

9月17日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は426kg。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた2戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた3戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は菊地昇吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた5戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

3歳（1996年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、山北隆士騎手を鞍上に迎えて、4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンゲツスターから2馬身半差の2着となった。

3月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノライナーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月22日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山北隆士騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハマツバメに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、4歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクアビュートから4馬身差の2着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山北隆士騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月4日、中0週で迎えた12戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1997年）

3月1日、約9か月の休養明けで迎えた13戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた16戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた17戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラメントイブキから2馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中2週で迎えた18戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月9日、連闘で迎えた19戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のルナミックをクビ差制して3勝目を手にした。

7月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラメントイブキに4馬身の差をつけて制した。

9月6日、中8週で迎えた21戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンセイフローラから3馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた22戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原正和騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1998年）

3月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、岡元隆太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた25戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた26戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた27戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

11月2日、約5か月半の休養明けで迎えた28戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた29戦目は、成松修一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた30戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は成松修一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

6歳（1999年）

1月4日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた33戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で成松修一騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた34戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた35戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は成松修一騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた36戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフレンチパレスをクビ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

3月15日、中1週で迎えた37戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた38戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は成松修一騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

5月2日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた41戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェイバードから1馬身半差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた42戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川文貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホウシュウパールに4馬身の差をつけて優勝