ホクトノハリケーン（2004年生、母ホワイトブレット）

ホクトノハリケーン（2004年5月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカリスタグローリ（当時16歳）と交配したホワイトブレットが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道斜里郡小清水町、生産者は（有）千島北斗牧場。戦績は、地方10戦3勝2着1回。2006年のゴールドアリュール賞に勝利した他、2006年のウィナーズチャレンジを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千島勇一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

6月15日、デビュー戦は中村裕司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リトルモンスターに交わされて2馬身半差の2着となった。

6月20日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアデレードを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のタッチブレイブに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

9月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアグネスデジタル賞（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で中村裕司騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で中村裕司騎手（4戦2勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、2歳オープンのゴールドアリュール賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中村裕司騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のリコーパープルをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

3歳（2007年）

4月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、3歳オープンの芳春特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中村裕司騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中村裕司騎手（7戦3勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた9戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの日高生産連特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳オープンの獅子座特別（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は中村裕司騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。