ハチノウイン（2003年生、母ビビットローズ）

ハチノウイン（2003年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時23歳）と交配したビビットローズが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田猛。戦績は、地方34戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2006年の日高管内商工会青年部特別(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

石本孝博厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

7月26日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は404kg。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月6日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウショーブルーから1馬身半差の2着に敗北した。

10月12日、中4週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2006年）

4月19日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るプリリンを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

5月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

6月1日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた11戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラダンソナーから5馬身差の2着となった。

7月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のバトルバーズアイに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

8月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のブレイベストオペラに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は秋田大助騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったディープポケットから1馬身半差の2着となった。

9月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のヒヤデス特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（11戦3勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた18戦目は、3歳戦のアストレア特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（12戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた19戦目は、日高管内商工会青年部特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（13戦3勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のスイーツカレントをクビ差振り切って4勝目をマークした。

10月31日、中1週で迎えた20戦目は、むかわカネダイ大野ししゃも特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（14戦4勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月24日、中7週で迎えた21戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般D3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

4歳（2007年）

1月2日、連闘で迎えた22戦目は、一般D3（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアレグラメンテを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

1月21日、中2週で迎えた23戦目は、一般D2（高知ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるブルーリージョンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中2週で迎えた24戦目は、第一回結婚記念日特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

2月17日、連闘で迎えた25戦目は、一般Dイ（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

2月25日、連闘で迎えた26戦目は、春暖特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドッグソウレインボを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西川敏弘騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブルーリージョンを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

3月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般C6（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で西川敏弘騎手（7戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアレグラメンテを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月14日、中2週で迎えた29戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカシマシンザンに3馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

4月29日、中1週で迎えた30戦目は、昭和の日特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた31戦目は、薫風特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた33戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、入梅特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。