セイランジョオー（1985年生、母アントメリー）

セイランジョオー（1985年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のナイスダンサー（当時16歳）と交配したアントメリーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方22戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年のながつき特別(B3二)。

経歴

デビュー前

波多野高次厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1987年）

10月2日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は413kg。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタクノビーナスからハナ差の2着となった。

11月13日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1988年）

10月24日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミマンドに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシユープリームに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月27日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカワジンゴールドからハナ差の2着に甘んじた。

4歳（1989年）

1月1日、連闘で迎えた6戦目は、初日の出特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセントラルアラシに6馬身の差をつけて優勝

1月25日、中2週で迎えた7戦目は、一般C4三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた8戦目は、フラワーライン特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のブラツクシヤープに3馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

4月5日、中5週で迎えた9戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた10戦目は、晩春特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒシタイガから2馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中2週で迎えた11戦目は、C1（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤祐樹騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルティーナから2馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中3週で迎えた12戦目は、一般B3三 C1二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤祐樹騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた13戦目は、なでしこ特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤祐樹騎手（12戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルダイハヤテからクビ差の2着に甘んじた。

7月21日、中2週で迎えた14戦目は、養老川特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤祐樹騎手（13戦4勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた15戦目は、しおさい特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐藤祐樹騎手（14戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた16戦目は、ながつき特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐藤祐樹騎手（15戦4勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンドアクターに半馬身の差をつけて5勝目をマークした。

10月12日、中2週で迎えた17戦目は、神無月特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で佐藤祐樹騎手（16戦5勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で佐藤祐樹騎手（17戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた19戦目は、ジュピター特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で佐藤祐樹騎手（18戦5勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた20戦目は、忘年特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で佐藤祐樹騎手（19戦5勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1990年）

1月4日、中2週で迎えた21戦目は、ガーネット特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で佐藤祐樹騎手（20戦5勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月20日、中6週で迎えた22戦目は、早春特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は22戦連続で佐藤祐樹騎手（21戦5勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月28日、中9週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、斉藤博美騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では脚を伸ばせず18着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた25戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた26戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は斉藤博美騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上900万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上900万下（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤博美騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。