イットウィルレイン（2016年生、母Pretty Peggy）

It Will Rain

2016.03.12

イットウィルレイン（2016年3月12日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のJeranimo（当時10歳）と交配したPretty Peggyが6歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2019年の一般C2。

経歴

デビュー前

森下淳平厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2018年）

12月6日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の観る将がTCK観る賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

3歳（2019年）

5月20日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

7月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

9月16日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のナムラナマステを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月30日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月17日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、うま得info賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた12戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

12月24日、連闘で迎えた13戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

4歳（2020年）

1月3日、中0週で迎えた14戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

2月17日、中5週で迎えた15戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、黄梅賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。