エールデュヴァン(2021年生、母エールヴォア)
Ailes du Vent
2021.02.24
エールデュヴァン(2021年2月24日)は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「風の翼(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール(当時9歳)と交配したエールヴォアが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C16。
経歴
デビュー前
橋口慎介厩舎(栗東)へ入厩。
3歳(2024年)
4月21日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利(京都芝1600m 小雨/良)に出走。馬体重は422kg。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。
5月18日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利(京都芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手(1戦0勝)。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。
10月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた3戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、笠松けいば秋まつりまであと4日(笠松ダート1400m 曇/稍重)に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
10月23日、中1週で迎えた4戦目は、一般C16(笠松ダート1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で長江慶悟騎手(1戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアキノサザンを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。
11月6日、中1週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、シクラメン特別(笠松ダート1600m 晴/良)に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったケンブリッジユウに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。