クラウンオーシャン（2020年生、母ポーラーシェーン）

クラウンオーシャン（2020年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠+海。大きな王冠がもらえる様に」。毛色は鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時12歳）と交配したポーラーシェーンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田フアーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳C1。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月11日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

10月30日、中6週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

3歳（2023年）

1月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

2023年1月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月14日、中6週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジューントルテを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず3着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦1勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったニシノウールにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松木大地騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた8戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1870m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったチェリーロシアンにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

6月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳B C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は松木大地騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳B一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクールビッグスターに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

7月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた12戦目は、オッズパーク杯サマーナイト（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で松木大地騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で松木大地騎手（8戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で松木大地騎手（9戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、FM山陰BAOOへゴー!賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

12月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

4歳（2024年）

1月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、ロウバイ賞（姫路ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

2月13日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた18戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた19戦目は、カルミア賞（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた20戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサインポールをクビ差振り切って優勝