チェリーロシアン（2020年生、母チェリーグレイス）

Cherry Russian

2020.03.12

チェリーロシアン（2020年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ロシアの」。毛色は芦毛。種牡馬のチェリークラウン（当時16歳）と交配したチェリーグレイスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は富塚ファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳B。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

2月19日、デビュー戦は小林脩斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず14着に終わった。

3月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

2023年3月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月18日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフラフに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエクソソームに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクラウンオーシャンに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

6月29日、中5週で迎えた6戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したレスプレンドールにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンクリードに8馬身の差をつけて順当に勝利した。

12月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタイキザモーメントに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2024年）

1月2日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上B2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。