ブルースカイソング（2001年生、母Skies of Blue）

ブルースカイソング（2001年3月26日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名より＋歌」。毛色は栗毛。種牡馬のCrafty Prospector（当時22歳）と交配したSkies of Blueが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3。

経歴

デビュー前

9歳のとき、天羽禮治牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月29日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は456kg。17頭立ての2番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、6着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

3歳（2004年）

2月1日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、6着に終わった。

5月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。13着に敗れた。

4歳（2005年）

4月16日、約11か月の休養明けで迎えた5戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイシノチェルシーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月23日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパープルタンゴに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

5月29日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエイキューファストをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月5日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた10戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスギノコジローに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた12戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月18日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月8日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るダイタクマリンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた18戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で関本浩司騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた19戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本浩司騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。