カネトシレミグラン（2001年生、母パーフィディア）

カネトシレミグラン（2001年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋フランスの名マイラーより」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時17歳）と交配したパーフィディアが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般F9。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月14日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3歳（2004年）

1月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた3戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴原央明騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

10月14日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず最後はワンモアティと並んで8着同着となった。

11月25日、中1週で迎えた8戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般F9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったデアブロショーケンから4馬身差の2着となった。

4歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた10戦目は、一般F9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のベルデイルをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。