ホッカイポッター（1998年生、母デイムキリー）

Hokkai Potter

1998.05.01

ホッカイポッター（1998年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時13歳）と交配したデイムキリーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北海牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

3月25日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山芝2000m 小雨/良）に出走。馬体重は504kg。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマチカネシラナミを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

9月2日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のテイエムタフネスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月25日、中7週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦1勝）。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4歳（2002年）

1月14日、中3週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の初茜賞（東京芝2300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた7戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオイワケダイモンにクビ差届かず2着に惜敗した。