フジノウナバラ（1999年生、母フジノセイカイ）

Fujino Unabara

1999.04.29

フジノウナバラ（1999年4月29日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジノフウウン（当時18歳）と交配したフジノセイカイが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）不二牧場。戦績は、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

柿本政義厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2001年）

11月22日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のグランディオスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2003年）

11月6日、約23か月の休み明けで迎えた3戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタケデンシンデレラを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久々の実戦を制した。

12月9日、中4週で迎えた4戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

5歳（2004年）

1月13日、中4週で迎えた5戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3四ア（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3四イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したピガースを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月22日、中5週で迎えた7戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1400m 内回り 小雨/重）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。