イチリュウマンバイ（2017年生、母ネヴァーハーツ）

Ichiryu Mambai

2017.04.16

イチリュウマンバイ（2017年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時9歳）と交配したネヴァーハーツが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（株）ASK STUD。主な勝ち鞍は2021年の六座頭賞(一般C3)。

経歴

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

4歳（2021年）

1月1日、デビュー戦は中越琉世騎手を鞍上に据えて、六座頭賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は493kg。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のニジトタルトに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

1月26日、中3週で迎えた2戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るミュウハッピーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月5日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越琉世騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

5月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から5kg戻して迎えた4戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中越琉世騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず最後はカピテルと並んで6着同着となった。

6月17日、中2週で迎えた5戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

11月12日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中越琉世騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた7戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5歳（2022年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、めんこ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越琉世騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3五六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越琉世騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したキョウエイミーレスを差し切れず、1馬身差の2着となった。

2月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中越琉世騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3四五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中越琉世騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3六七（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中越琉世騎手（10戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で中越琉世騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

8月29日、デビュー戦は池谷匠翔騎手を鞍上に据えて、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。

9月13日、中5週で迎えた15戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。