ニジトタルト（2017年生、母ベリーキュート）

経歴

デビュー前

林隆之厩舎（川崎）へ入厩。

4歳（2021年）

1月1日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、六座頭賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったイチリュウマンバイにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

5月25日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のリュウノスターダムに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月16日、中2週で迎えた3戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったカズブレイドにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月14日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハクサンバレーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユメツクシに4馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

5歳（2022年）

1月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のトッププライズを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

7月6日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマートエルサを豪快な末脚で3/4馬身差し切って4勝目を掴み取った。

8月28日、中7週で迎えた9戦目は、風船葛賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月13日、中6週で迎えた10戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサマーローヤルをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月16日、中8週で迎えた11戦目は、光のホースシュー☆ジュエルミネーション（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたセコイア決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6歳（2023年）

3月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（4戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたペララス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、バニラ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月29日、中9週で迎えた14戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月14日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、サフラン賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったマッドネスカズに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中7週で迎えた16戦目は、クローブ賞（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のプリーツスカートに2馬身半の差をつけて6勝目をマークした。

7歳（2024年）

1月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（8戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るユラニュスを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って断然の支持に応えた。

4月4日、中8週で迎えた18戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（9戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったポテンザに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。