トッププライズ（2015年生、母シルクアワード）

トッププライズ（2015年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時16歳）と交配したシルクアワードが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は石田牧場。2020年の旧吉田茂邸オープン4周年記念(一般C1四五六)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、窪田芳郎によって432万円で落札された。

高月賢一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2018年）

8月24日、デビュー戦は瀧川寿希也騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は483kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るミータカラノテガミを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4歳（2019年）

10月21日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルクールに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月18日、中3週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンジュハートに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

12月17日、中3週で迎えた4戦目は、ゼファー賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るディアガールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

5歳（2020年）

1月4日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた6戦目は、二子玉川ライズ杯（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のパレスショウグンに2馬身の差をつけて制した。

3月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月24日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドラゴンイモンに4馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

4月14日、中2週で迎えた10戦目は、ポイント10倍!川崎のSPAT4賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るスイングアリュールを驚異的な末脚でハナ差だけ差し切って順当に勝利した。

5月13日、中3週で迎えた11戦目は、芍薬賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、クロヴァージョに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、ラベンダー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（6戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヨウコウに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月15日、中4週で迎えた14戦目は、旧吉田茂邸オープン4周年記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（8戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6歳（2021年）

1月29日、中5週で迎えた15戦目は、金盞花賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（9戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五六（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレペットに1馬身半の差をつけて8勝目を手に入れた。

3月1日、中2週で迎えた17戦目は、杏賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で森泰斗騎手（11戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

7月28日、約5か月の休養明けで迎えた18戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月30日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、千日紅賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた20戦目は、風船葛賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（12戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7歳（2022年）

3月3日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（13戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた22戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（14戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したニジトタルトに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4月28日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（15戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したロタツィオーネを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月20日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた24戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（16戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったマコトテラメエリタに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月16日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（17戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったリュウノイノリに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。