タムザセカンド（2011年生、母ガッダムブランシュ）

タムザセカンド（2011年1月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名愛称＋二番目の」。毛色は芦毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時13歳）と交配したガッダムブランシュが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は神垣道弘。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月28日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月24日、中7週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

3歳（2014年）

2月23日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

4月5日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

4月28日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝鶴見一沙生誕祭（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアニックに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月6日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のケイウンヘブンズを3/4馬身振り切って断然人気に応えた。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、マコトヴィガラスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中2週で迎えた8戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモポーカーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったヒシエクストリームに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るコウエイプリンセスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月20日、中5週で迎えた11戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったラシェネガに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月10日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦の箱田さん総務次長引退記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったサクラナモラーダに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中5週で迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4歳（2015年）

3月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた17戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた18戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は寺島憂人騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。