ランドヘラクレス（2008年生、母キシュウファンタジ）

ランドヘラクレス（2008年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の英雄」。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時15歳）と交配したキシュウファンタジが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方28戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の4歳。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

8月15日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

3歳（2011年）

5月1日、約7か月半の休み明けで迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。17頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた7戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

7月23日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた10戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンの庄原さとやま博特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた13戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月23日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったビューオペラから3馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた16戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・荒尾フレンドリー騎手交流第24戦（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノマリオンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月20日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（福山ダート1130m 晴/不良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（4戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた18戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のランドムテキに半馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

12月18日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月24日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビューオペラから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2012年）

1月2日、連闘で迎えた21戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月8日、連闘で迎えた22戦目は、4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（8戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリニアステップに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

2月19日、中5週で迎えた23戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケノマンボから2馬身差の2着となった。

3月4日、中1週で迎えた24戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で周藤直樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月11日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2一（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で周藤直樹騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で周藤直樹騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で周藤直樹騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で周藤直樹騎手（14戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた29戦目は、新緑スプリント（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で周藤直樹騎手（15戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた30戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトーホクオペラに3馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

5月20日、中1週で迎えた31戦目は、ばら祭シリーズプレイガール（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月27日、連闘で迎えた32戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（16戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（17戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（18戦1勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた35戦目は、半夏生スプリント（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（19戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた36戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、めざせレコード疾風チャレンジ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた37戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（20戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。