ユキノスミレ（1998年生、母セキノスミレ）
Yukino Sumire
1998.05.15
ユキノスミレ（1998年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のテンビー（当時8歳）と交配したセキノスミレが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はワールドファーム。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上500万下。
経歴
デビュー前
鈴木長一厩舎（上山）へ入厩。
2歳（2000年）
5月30日、デビュー戦は鈴木義久騎手を鞍上に据えて、3歳A2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は407kg。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のスワンパレードに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
7月18日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、3歳A1（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の若菜特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木義久騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月17日、中2週で迎えた4戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳A1（上山ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳A1（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンゲッターに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
10月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月29日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
3歳（2001年）
4月22日、約6か月の休み明けで迎えた8戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下の若鮎賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。
6月3日、中3週で迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。
6月17日、中1週で迎えた11戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。
7月22日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったタイキメビウスに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。
8月4日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の真野湾特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。
8月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトフレッチェをクビ差制して勝利をモノにする
9月30日、中4週で迎えた15戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の内房特別（中山芝1200m 外回り 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。
10月21日、中2週で迎えた16戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の鏑矢特別（新潟芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。6着に入り込んだ。
11月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。
12月1日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の南総特別（中山芝1200m 外回り 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。
4歳（2002年）
3月9日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下の鈴鹿特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。
4月13日、中4週で迎えた20戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。
5月18日、中4週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の賢島特別（中京芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は中谷雄太騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。
6月29日、中5週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。
7月21日、中2週で迎えた23戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。13着に敗れた。
8月11日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の稲妻特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた25戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
12月14日、中1週で迎えた26戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。