グリーンレーザー（1984年生、母ディスコギャル）

経歴

デビュー前

大沢真厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

1月31日、デビュー戦は岩元市三騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒデノカイウンに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下（阪神ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月29日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩元市三騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマツノシルバに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月7日、中9週で迎えた5戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下の白藤賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた6戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下のやまゆり賞（中京芝1800m 雨/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月12日、中2週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のひめゆり賞（中京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

9月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の夕月特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岩元市三騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったクリメイトに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月31日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったマルブツヒーローに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩元市三騎手（7戦2勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩元市三騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた13戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4歳（1988年）

1月17日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のタマモリックに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

1月30日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上1400万下の羅生門特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

3月6日、中4週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上1400万下の鳴門ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

4月29日、中7週で迎えた17戦目は、5歳以上1400万下の下鴨特別（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。