リマインドシルク（1993年生、母ワードンダンサー）

Remind Silk

1993.03.17

リマインドシルク（1993年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルフオード（当時17歳）と交配したワードンダンサーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、中央平地22戦0勝2着4回、中央障害19戦2勝2着1回、地方1戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の障害4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

1月7日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトニーローマを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

4月20日、中7週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大西直宏騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大西直宏騎手（7戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で大西直宏騎手（8戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた11戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケデンハルカゼから2馬身半差の2着に敗北した。

8月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着を確保した。

8月31日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は大西直宏騎手（9戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

9月14日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったヨシノルーブルにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。

9月21日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したタニノスピリットにハナ差届かず2着に惜敗した。

11月16日、中4週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

12月7日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

4歳（1997年）

2月1日、中7週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、勝ったエアコンコースにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。

2月9日、連闘で迎えた20戦目は、5歳以上500万下の秋吉台特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた21戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の御在所特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

5月17日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、森安輝正騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で森安輝正騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったパラダイスアーミーから7馬身差の2着となった。

7月6日、中3週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森安輝正騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月2日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

8月23日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた27戦目は、瀬古正明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のボーンライヤーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月4日、中2週で迎えた28戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で瀬古正明騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた29戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月29日、中3週で迎えた30戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1998年）

1月6日、中4週で迎えた31戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は瀬古正明騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月28日、中7週で迎えた32戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で瀬古正明騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月28日、中3週で迎えた33戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で瀬古正明騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月25日、中3週で迎えた34戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で瀬古正明騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月5日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は5戦連続で瀬古正明騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のシャドウクリークに5馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

6歳（1999年）

6月26日、約7か月の休み明けで迎えた36戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、福島ジャンプステークス（福島障害芝3350m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた37戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた38戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3200m 外回り 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（2000年）

9月23日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた39戦目は、ナッキージャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデJ・G3の東京オータムジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川寛和騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた41戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で古川寛和騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた42戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に牝馬ながら61kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。