フクマルトヨスター（1986年生、母スカレースター）

フクマルトヨスター（1986年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のマルトヨフリー（当時5歳）と交配したスカレースターが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は湯浅一夫。戦績は、地方22戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は1989年の姫山菊花賞。

経歴

デビュー前

神藤榮厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1988年）

11月8日、デビュー戦は平松徳彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（姫路ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナタリーバツトに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

3歳（1989年）

4月19日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒーローインタビユに4馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平松徳彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドメダリストからクビ差の2着に甘んじた。

5月17日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で平松徳彦騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤツターマンに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

6月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平松徳彦騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテイワイフジをクビ差制して4勝目をマークした。

6月19日、中2週で迎えた8戦目は、岸本登騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上D8 D9（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた9戦目は、上田二郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上D5 D6（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上D5 D6（園田ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田二郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、中0週で迎えた11戦目は、寺地隆騎手を鞍上に迎えて、短距離特別（園田ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月15日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、短距離特別（園田ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のオオナミヒカリに2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

9月5日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上C2（園田ダート1630m 雨/不良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（7戦4勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のマルセンスイセイに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月19日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上B4（園田ダート1630m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（8戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーアポロに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の六甲盃（園田ダート2300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（9戦6勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上B2（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（10戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワールドテキロから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の姫山菊花賞（姫路ダート2000m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で平松徳彦騎手（11戦6勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノドライバーに1馬身半の差をつけて優勝

12月3日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の西日本アラブダービー（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平松徳彦騎手（12戦7勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサリユウセンプーから3馬身差の2着となった。

4歳（1990年）

1月3日、中3週で迎えた19戦目は、新春賞（園田ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンデイマルトヨから1馬身半差の2着となった。

1月31日、中3週で迎えた20戦目は、スポニチ新聞社賞（園田ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（13戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上A2 B1（園田ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（14戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエスフアストに1馬身半の差をつけて制した。

3月28日、中4週で迎えた22戦目は、播磨賞（姫路ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（15戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。