ドラゴンダンディー（1993年生、母ヒンドムーリン）

ドラゴンダンディー（1993年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時14歳）と交配したヒンドムーリンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏三好ファーム。戦績は、中央平地23戦2勝2着4回、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

中尾謙太郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

8月6日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のボタンチクゴに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

11月12日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンの京都3歳ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下のつわぶき賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したギガトンにアタマ差届かず2着となった。

12月23日、中3週で迎えた7戦目は、2歳G3のラジオたんぱ杯3歳ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（4戦1勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

3歳（1996年）

1月6日、中1週で迎えた8戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の若竹賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた9戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は角田晃一騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた11戦目は、4歳500万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒダカリージェントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（8戦2勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

4歳（1997年）

2月9日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた14戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた15戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3月30日、中3週で迎えた16戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の祇園特別（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

8月30日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、逃げるミカマンリーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月20日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、勝ったマヤノプレイリーにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

10月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したヤマジングレートを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（1998年）

7月15日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた24戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、乗鞍特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた25戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた26戦目は、葉月特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた27戦目は、原洋順騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。